仙台の心温まる物語:定禅寺通の老舗喫茶店が50年守り続けるつながりの力

仙台市青葉区

仙台市青葉区まとめ:珈巣多夢の50年と人とのつながり

仙台市青葉区に位置する珈琲店「珈巣多夢」が、創業から50周年を迎えました。半世紀以上にわたり、人々の交流の場として愛されてきたこの店は、どのようにしてその地位を確立したのでしょうか。

店主の伊藤強さんは、昔話を楽しそうに語ります。客と一緒にハイキングや海水浴に出掛けることもあり、家内と2人で店を経営していた当時は、子ども連れの客が散歩に連れて行くこともあったそうです。

その後、息子の伊藤暢康さんが26歳の時に店を継ぐ決意をします。焙煎から提供まで全て自分で手掛けられることに魅力を感じたことと、父親強さんの存在もありました。暢康さんは大学卒業後、飲食業界に就職しましたが、2年半で店を継ぐことを決意します。

コロナ禍では、営業自粛を余儀なくされましたが、暢康さんはSNSで店の存在を知らせるために力を入れたと言います。ダンスが得意な長女と一緒に踊った動画などを投稿し、普段の姿とは打って変わった一面を垣間見せます。

現在は、インスタライブで花見の様子を配信するなど、SNSを通じて店のファンを増やしています。常連客も集まり、「また店に伺いたいです」というコメントが寄せられました。

強さんは「まわりまわってつながっていますね」と語ります。向こうは向こうなりの客層や独特のグループが集まった状態で騒いでいる、それはそれでいいと考えています。

来店客も、インスタの投稿を楽しみにしている人や、店主の人柄が見えるから面白いと思っている人が多くいます。落書き帳からSNSへ、つながりの形を変えながら珈巣多夢は次の半世紀へと歩み始めます。

伊藤強さんは「おかげ様で50年、ここまで来られたのはやっぱり人とのつながりかなと」語ります。伊藤暢康さんも「止まり木みたいなちょっと一息ついてまた次の場所へみたいな。風景の一部じゃないですけど、ずっとあり続けたい感じではありますね」と話します。

50年以上にわたり人々の交流の場として愛されてきた珈巣多夢は、人とのつながりを大切にし、次の半世紀もその地位を確立することでしょう。

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