奥州の自然を守る!海鳥繁殖地「三貫島」開発で新たな肥料生産

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奥州市まとめ:戦争と平和を考える日

本日8月15日は、第2次世界大戦の終戦から80年を迎えます。戦後、岩手県では農業会が三貫島で海鳥のふんを集めて肥料に利用する計画を実施し始めました。

1945年5月9日付の新岩手日報は、「待望久しかった三貫島の肥料資源開発もいよいよ本格的に着手」と伝え、戦時下の食糧増産を理由に事業化へ動き出したと報じました。三貫島はオオミズナギドリなどの繁殖地で、国の天然記念物にも指定されたエリアです。

実はこの計画は幾度かあったものの「鳥のねぐらを荒らされる」と地元漁業者が反対し、実現しなかった経緯があります。しかし今回は戦時下という特殊な状況で事業化へ動き出しました。ふんを含む土壌は深い所で4尺(約1.2メートル)あり、堆積量は約2万トンと推定され、肥料にすると県内の全耕作地の6分の1に施せると報じられました。

基礎工事も完了し、搬出道路開削や鉄柵や桟橋の架設などが行われました。結果的に漁業者の意思は現在の島の環境を守り、希少な海鳥の繁殖地を守ることになりました。

80年経った今も世界では戦禍が絶えず、社会の分断も深刻化しています。不確かな情報も流れています。時代を暗黒に引き戻さないために、私たちは正しい情報と平和の尊さを考え続ける必要があります。

奥州市で暮らす私たちも、戦争と平和について考える日として本日を大切にしたいと思います。

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