平戸市まとめ:戦国時代のメダイ出土で平戸市と長崎県の歴史的繋がりが浮き彫りに
長崎県埋蔵文化財センターは、佐世保市での発掘調査で戦国時代のキリシタン大名・大友宗麟が支配した豊後国(現在の大分県)で製造されたとみられる「メダイ」が出土したことを発表しました。同様のメダイが長崎県内で出土したのは初めてのことです。
今回発見されたメダイは、縦約2・5センチ、幅約1・8センチ、厚さ約6ミリ、重さ約13グラムの青銅製で、文様は確認されなかったものの、上部に三つの突起物があり、豊後国で作られたメダイの特徴と一致するという特徴的な形状をしています。
大友宗麟は1551年に日本にキリスト教を伝えたザビエルと面会し布教を許可した人物であり、宣教師が改宗した領民にメダイを与えていたと考えられます。島津氏が豊後を侵攻する86年頃まで製造されていたということから、当時のキリスト教の布教状況を裏付ける貴重な資料であることがわかります。
平戸市は長崎県の西海岸に位置し、かつてはキリシタン大名・大村純忠が洗礼を受けた横瀬浦(現在の長崎県西海市)で宣教師が活動していたことが分かっています。平戸市と長崎県には深い歴史的繋がりがあり、今回のメダイ出土はその一端を示すものです。
今後、同センターでは出土品の調査・研究を進め、県内でのキリスト教の広がりの状況を明らかにするとしています。平戸市と長崎県の住民は、この発見を通じて当時の歴史的背景や文化交流に思いを馳せることができます。
この機会に、平戸市と長崎県の歴史的繋がりを再認識し、地域の文化遺産を大切に守っていくことが重要です。


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