富山市まとめ:80年前の富山大空襲の戦災痕跡が見つかる、耐震工事中のビルで
富山市の中心部に位置する富山電気ビルディングで、80年前の富山大空襲の戦災痕跡が見つかりました。同ビルは1945年8月の富山大空襲で焼け残った数少ない建物であり、現在もオフィスビルとして利用されています。
耐震改修工事中の一部を解体した際に、空襲による火災の熱で波打つように変形した鉄骨や黒くすすけた天井、コンクリートの壁に埋め込まれた木レンガが焼けた跡などが発見されました。高井雅人さん(富山電気ビルディング)は「当時は非常に過酷な状況だったことがうかがい知れます」と語っています。
終戦後、GHQの接収解除を経て全面改修が行われ、人目に付くことはありませんでした。80年という節目のタイミングで見つかったのは偶然とは思えないと高井さんは話しています。
富山市は、第二次世界大戦中の1945年8月2日から3日にかけて米軍機による空襲を受けました。市街地の約7割が焼失し、多くの犠牲者を出しました。富山電気ビルディングはその被害を免れた数少ない建物であり、戦災痕跡が見つかったことで、当時の悲惨な状況を改めて思い起こす機会となりました。
富山市の住民の皆様には、この歴史的建造物に触れ、過去の出来事を学び、平和について考えるきっかけにして頂きたいと思います。


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