「奈良の歴史的つながり深まる!橿原市と韓国咸安郡の土器が語る1500年の交流」

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奈良市まとめ:橿原市と韓国咸安郡が文化交流を深める

本日、奈良県橿原市で、古代朝鮮半島南部にあった加耶諸国の一つである安羅国が置かれた韓国慶尚南道咸安郡のチョ・グンジェ郡守ら14人が訪問し、亀田忠彦市長らと会談を行いました。会談のきっかけは、橿原市内の新堂遺跡で発見された5世紀ごろの陶質土器にあります。

この土器には「火焰形透かし」と呼ばれる特徴的な文様が表現されており、咸安郡周辺で制作される土器と一致しています。市教育委員会の発掘調査報告書によると、火焰形透かし土器の列島での出土は10例程度で、同一の場所から複数がみつかったのは異例です。

安羅国産の土器とみられ、新堂遺跡に安羅国出身者がいた可能性も出ています。この土器の発見を通じて、すでに日韓の研究者間での交流が始まっており、今回の会談では「歴史に憩う橿原市博物館」と咸安博物館との間で共同研究などの学術交流を進める方針で一致しました。

また、市が明日香村などと一緒に「飛鳥・藤原の宮都」の世界遺産登録を目指していることにも触れ、世界遺産を通じた交流も視野に入れることになりました。チョ郡守は「橿原市とは約1500年前からご縁が始まっている。双方の思いを共有し、実質的な交流が進むことを期待したい」と語り、亀田市長も「これからも長く、深い関係を構築していきたい。博物館交流から始めることができたら」と応じていました。

この文化交流は、奈良県と韓国咸安郡の間で約1500年前から続いているご縁が実現したものです。橿原市と咸安郡は、歴史に憩う博物館を通じて共同研究や学術交流を進めていく方針で一致し、世界遺産を通じた交流も視野に入れています。

奈良市の住民の皆様には、この文化交流が新しい視点を提供する機会になることでしょう。

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