サプリメントの新拠点誕生!野々市に実験棟建設

野々市市

野々市市まとめ:石川県立大発ベンチャー企業の新拠点着工、サプリ原料量産化に期待

石川県野々市市の石川県立大学キャンパス内で、独自のバイオ技術を活用したサプリメントなど健康食品の原料となる成分の量産化に取り組むベンチャー企業「ファーメランタ」の実験棟が着工しました。同社は遺伝子変換で同様の成分を生み出す方法を考案しており、コストや時間の大幅削減が見込まれています。

新たに建設される実験棟は2階建て、延べ床面積710平方メートルで、2026年5月の稼働を予定しています。国内大学施設として最大級となる3千リットルの発酵タンクなどを備え、成分を培養することができます。

同社は植物由来の成分を利用した従来の方法に比べ、コストがかさむ点が課題となっていました。そこで、植物が持つ遺伝子を大腸菌に入れて化合物を合成する技術の研究を進め、サプリ原料成分の生産に成功しました。これにより、製造コストは最大100分の1に抑えられ、年単位でかかる時間も数日間で済むということです。

この技術は香料など食品添加物の原料にも応用でき、柊﨑代表取締役CEOは「さまざまな素材開発の可能性を広げる技術となる」と意気込んでいます。順調にプロジェクトが進めば成分を量産する「バイオ工場」を建設する計画です。

一連のプロジェクトには農林水産省から計24億円が交付されます。野々市市と石川県はこの新しい技術と拠点に大きな期待を寄せています。

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