英連邦の戦没者追悼式典 横浜市保土ケ谷区に眠る捕虜の鎮魂

横浜市保土ケ谷区

横浜市保土ケ谷区まとめ:追悼礼拝で戦没捕虜に祈りを捧げる

本日、横浜市保土ケ谷区の英連邦戦死者墓地で追悼礼拝が行われました。第2次世界大戦で捕虜となり日本で亡くなった戦没者に祈りを捧げるこのイベントは、1995年に始まり今年で30年目を迎えます。

当日は各国の大使館関係者や市民ら計約150人が参列し、英連邦出身の兵士ら約1800人を埋葬する墓地を回り、碑の前に献花を行いました。主催する実行委員会の青年代表、渡健太郎さんは「追悼礼拝は戦時中の日本の加害行為を認め、真摯に反省し謝罪をし、ゆるしを請い、戦没捕虜たちの前に平和を誓う時間です」とあいさつしました。

また、オーストラリアから参列したダグラス・ヘイウッドさん(84)は父の墓に向かい、「私のお父さんでいてくれてありがとう」と感謝の気持ちを伝えました。ダグラスさんの父スコットさんはマレー半島で日本軍の捕虜になり、旧ビルマで鉄道の建設現場で働かされた後、日本に移動し横浜市鶴見区の収容所に入れられ工場で働かされていました。

戦争捕虜の調査をしているPOW研究会の田村佳子さんによると、ダグラスさんの父スコットさんは1945年7月、空襲で亡くなったということです。日本に向かう前に妻あての手紙389通を親友に託しており、戦後に妻に届けられた手紙は2人の作家が本にまとめています。

第2次世界大戦では、日本人だけでも300万人以上が犠牲になったと言われています。今年は戦後80年となりますが、この追悼礼拝を通じて、過去の出来事を振り返り平和を祈ることが重要です。

横浜市保土ケ谷区に住む皆さんも、改めてこの機会に戦争について考える時間を持つことをお勧めします。

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