寒河江市まとめ:山形県出身の元劇団員が農家に転身、農林大学校にも通う
山形県寒河江市で生まれ育った人々は、地元を離れても山形県のことを忘れない。中には、異なる道を選ぶ人もいる。例えば、元劇団員が農家に転身した江目ひとみさん(50)はその一人だ。
江目さんは30年以上所属した仙台市の劇団を離れ、昨年末から家業の農家として働いている。山形県河北町で生まれ育った江目さんは、高校時代に演劇部で出会った「劇団I.Q150」に感銘を受け、短期大学進学後に入団した。各地をツアーで回り、卒業後も派遣社員として働きながら続けた。
しかし、新型コロナウイルスが流行し、公演ができず業界が打撃を受ける中、江目さんはイチゴの収穫を手伝うために帰省した。そこで、人間の活動が止まっても育ち続ける植物に心を打たれ、「農業は社会情勢に関係なくずっと続く仕事」と考えるようになった。
現在、江目さんは両親と一緒に冬野菜やイチゴの収穫を行いながら、山形県オリジナル品種の「イチゴおとめ心」を育てている。農林大学校にも通い、社会人のためのコースを月数回受講している。
江目さんの新たな挑戦は、寒河江市や山形県で生まれ育った人々に勇気を与える。体力勝負の農家と舞台俳優という二足のわらじを履く江目さんは、「食べた人をおいしさで驚かせたい」という気持ちを忘れない。
寒河江市や山形県で生活する人々は、江目さんのストーリーに共感し、自分自身の将来について考える機会になるだろう。

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