館山の夏を彩る!1300年の伝統継承、手造り神酒が祭りを潤す

館山市

館山市まとめ:千葉県館山市で1300年以上続く伝統的な神酒造りが行われた

千葉県南房総市沓見253に位置する莫越山(なこしやま)神社は、1300年ほど前から続く「神酒造り神事」を行う4カ所の神社の1つです。今年も同神社でこの伝統的な神酒造りが行われました。

神酒造りは、市指定無形民俗文化財に認定されており、安房国司祭「やわたんまち」で使用される清酒を造るために行われます。醸造始奉告祭から酛立て(もとだて)、二段仕込み、掛の工程を経て、神酒が完成します。

同神社では、2回に分けてもろみを発酵させる「二段仕込み」を行い、豊かな味わいを生み出す重要な段階である掛の工程は一週間後に行う予定です。齋東宮司の母であり、権禰宜(ごんねぎ)の齋東眞弓さんは1975年にこの家に嫁ぎ、神酒造りに関わり続けています。

2019年の台風被害では、停電に備え冷凍庫で保存した神酒を無事に守ることができました。地域の協力もあり、電気が復旧するまでの間はソーラー発電や発電機を使用し、物資を届けてくれた鶴谷八幡宮の支援も受けました。

毎年「辛口」と評される莫越山神社の神酒ですが、今年はどんな味に仕上がるでしょうか。9月13日から始まる「やわたんまち」に向けての準備が静かに始まっています。

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