豊田市まとめ:岸田劉生の画風変化を物語る油彩が展示される 豊田市の市博物館で、中国文化の影響を考える企画展「岸田吟香と岸田劉生―近代、それは東洋にあり―」が開催されています。同展では、洋画家・岸田劉生の画風変化を物語る油彩が展示され、麗子像の確立に至る変遷をたどることができます。
岸田劉生は、豊田市ゆかりの実業家・岸田吟香の四男で、西洋の写実画に学んだ類いまれな表現力で注目を集めた洋画家です。22歳の時に授かった長女麗子をモデルにした「麗子像」は数十点ありますが、1918年の「麗子肖像(麗子五歳之像)」が最初で、23年の「童女図(麗子立像)」で独特の境地に達しました。
会場には、5年間の画風変化が一目で分かる両方の絵とともに、その転換点に位置する「野童女(やどうじょ)」(22年)などが並びます。担当学芸員の倉林重幸さんは、「毛髪と目の輝き」、特に最近修復を終えたばかりの「麗子肖像」は、毛の一本一本の明るさまではっきり見える目に浮かぶ屋外の光が描き込まれている点を挙げています。
また、23年の「麗子立像」では、切れ長の目と横に広がった顔、短い腕の異形の人物像が独特の存在感を放つ一方、着物の帯の刺しゅうにも細かく筆が入っています。写実性の高さを併せ持つこの作品は、麗子像のイメージが確立されたものです。
中国文化からの影響を考える企画展「岸田吟香と岸田劉生―近代、それは東洋にあり―」は、愛知県豊田市の市博物館で開催中です。是非この機会に、岸田劉生の画風変化を物語る油彩をご覧ください。
住民向けアドバイス:
本展は、中国文化が日本の近代に与えた影響を考える企画展です。愛知県豊田市出身の洋画家・岸田劉生の画風変化を物語る油彩が展示されます。是非この機会に、豊田市の市博物館で開催中の本展をご覧ください。
詳細な情報:
本展は、愛知県豊田市の市博物館で開催中です。開催期間や開館時間等の詳細は、同博物館の公式HPをご参照ください。


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