青森市まとめ:佐野ぬい回顧展で青森県立美術館が熱気に包まれる
青森県 青森市 の文化をより深く知る機会が訪れました。青森県立美術館で、青森県弘前市出身の画家佐野ぬい(1932~2023)の回顧展が開催されています。70年以上にわたる創作の軌跡を辿るこの展覧会は、青森市民必見です。
展示されている作品は、14歳で描いたものから絶筆まで、年代順に並んでいます。最古の出展作「かくは入口」(1946年)は、弘前市の百貨店をモチーフにしたもので、戦後の解放された空気の中で生まれた作品です。佐野ぬいがフランス映画に夢中だったころ、パリで才能を開花させた佐伯祐三の画集に出会ったことが、「青」を基調とした作風の原点になったと言います。
「青」の原点を知る手がかりは故郷の弘前市民会館にあります。2014年のリニューアル時に、佐野ぬいはステンドグラス「青の時間」の原画を制作し、直接ガラスの絵付けも行いました。「津軽弘前のさわやかで清々しい雪どけの空」という言葉で、「青」と故郷への思いを表現しています。
展覧会の前半は、独自の作風が確立される過程を追うことができます。後半では、筆を入れ始めたばかりの絶筆までを展示します。青森市民は、この機会に佐野ぬいの創作の軌跡を辿り、「青」の原点を知ることで、より深く青森県の文化を理解することができます。
展覧会は、青森県立美術館で開催中です。青森市民は、この機会に足を運び、佐野ぬいの世界を体験してみてください。

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