習志野市まとめ:80年前の特攻隊員との出会い、白いマフラーに込めた思い
千葉県 習志野市 に住む中田芳子さん(93)は、80年前、台湾で特攻隊員の高田豊志さんと出会った。戦争が激化する中、当時19歳だった高田さんは、自ら命を捨てる覚悟で特攻作戦に身を投じた。
中田さんは日本統治下の台湾で生まれ育ち、「おてんば」な13歳だった。歌が大好きで、壮行会や宿舎での隊員たちとの交流を通して、特攻隊員と出会う機会に恵まれた。
高田さんとは、台電クラブの宿舎で出会った。中田さんが流行歌を歌っていたとき、渡辺はま子が歌う「サヨンの鐘」に反応した高田さんは、「この歌を歌ってくれないか」と頼み、中田さんの歌声に心を奪われた。
80年たった今も、高田さんから託された白いマフラーを大切にしている中田さん。黄ばんだマフラーは、月日の流れとともに高田さんの思い出と共に色褪せていくが、中田さんは「彼の汗が染み込んでいる」と語り、当時の情景を鮮明に覚えている。
習志野市で暮らす中田さんにとって、高田さんとの出会いは、戦争の悲惨さと特攻隊員の潔さを身近に感じる機会となった。80年が経過した今も、中田さんは高田さんの思い出を大切にし、白いマフラーに込めた彼の想いを胸に刻み続けている。
習志野市で生活する人々は、この記事を通して、戦争の歴史と特攻隊員の潔さを改めて考える機会になるだろう。


コメント