福井市まとめ:阿蘇神社で結婚式を挙げた宮大工の男性とその妻が語る、復興の想い。
福井県出身の宮大工、吉川 翔 さん(27)が4月19日、熊本地震で被災した阿蘇神社で結婚式を挙げました。新婦は阿蘇市出身で、出会うきっかけとなった阿蘇神社での挙式に、福井県の古里から駆けつけた両家の親族らも参列し、新郎新婦の門出を祝いました。
吉川さんは高校卒業後、文化財の建物の修復などを手がける地元・福井県の『藤田社寺建設』に入社。直後に熊本地震が発生し、その年の11月から阿蘇神社の再建工事に従事しました。楼門の復旧に最初から最後まで携わった吉川さんは、復旧工事の仕上げとなった『透塀(すきべい)』と『御札所(おふだしょ)』の新築工事では『棟梁』を任されました。
式では新郎新婦がお酒を酌み交わす〈三三九度〉の儀式を行った後、指輪を交換しました。復旧した拝殿で行われた神前式には両家の親族らも参列し、新郎新婦の門出を祝いました。
吉川さんは「2人の思い出の場所というのもあって、忘れられることができない思い出になった」と語り、内村 泰彰 権禰宜は「阿蘇神社の災害復旧の9年間の中で成長されてすごく立派になられて、何より、まさかこの地元で奥さんを見つけられるなんて、こんなすてきなことはありません」と祝福しました。
福井市に住む皆様も、吉川さんのストーリーから、地域の復興や文化財の重要性を改めて感じることができます。


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