八女市の茶農家が有機茶生産に注力、健康志向と日本食ブームで新たな需要

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八女市まとめ:福岡県 八女市 の茶農家が有機JAS認証を目指す理由

福岡県 八女市 は、高級茶「八女茶」の産地として知られています。山間部に広がる計80アールの茶畑では、抹茶の原料になる「てん茶」の一番茶が新芽を出し、一面が黄緑色に染まっています。農事組合法人「八女美緑園製茶」の理事、平井秀和さんは、「病気も少なく、思ったよりも虫の被害を受けていない」と満足げです。

同法人は計35ヘクタールで茶葉を生産し、昨年6月から化学農薬などを使用しない栽培法に切り替えました。目指すのは有機JAS認証を取得した茶葉の海外展開です。二番茶の摘み取りが終わる6月末以降、計210アールにまで広げていく計画を温めています。

農作物の残留農薬基準は相手先によって異なりますが、近年、ドイツやカナダ、中国といった国々からの引き合いが増え、需要を実感した平井さんは「これからは基準も安心して満たせる有機茶だ」と考えています。

若年層を中心に急須で茶を飲む機会が減り、茶の価格は下落傾向にある一方、海外向けの輸出額は過去最高の364億円(8798トン)となりました。特に欧米やカナダ、台湾ではJAS認証を受けると「有機」を名乗ることができ、輸出のハードルが大きく下がります。

福岡県 八女市 の茶農家は、有機JAS認証を取得することで、品質を保ちながら海外展開を目指しています。

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