「浪江町の復興を支える医療の灯、双葉郡で唯一の小児科クリニックが開業」

双葉郡浪江町

双葉郡浪江町まとめ:医療インフラの充実で地域の少子化に歯止めをかける

福島県双葉郡浪江町は、東日本大震災以降、復興が進む中で、医療インフラの充実が急務となっています。そんな中、2024年6月にはらまちスマイルクリニックが開業し、地域の医療を支える山下匠先生に話を伺いました。

山下先生は、自治医科大学医学部医学科卒業後、研修を経て東京都の離島や南相馬市立総合病院で小児科医として勤務し、2021年に南相馬市に移住。2024年6月にはらまちスマイルクリニックを開業しました。

「相双地区の子どもたちの力になる」というクリニックの理念のもと、山下先生は日々の診療を通じて地域の医療の重要性を感じるとともに、地域の方々の期待に応えたいという思いを新たにしています。南相馬市が少しずつにぎわいを取り戻し、子育て世代が安心して暮らせる環境になっていく一端を担えることが、私にとってのやりがいです。

山下先生は、震災当時、アメリカに大学の卒業旅行に出かけていて、テレビで被災の状況を知りました。距離が離れていたこともあり、正直なところ、どこか現実感が持てなかったと語ります。しかし、その年の4月に研修医として入職した東京の広尾病院は災害拠点病院のひとつだったため、東日本大震災で被災してけがをした患者さんに接する機会がありました。無力感を覚えていた山下先生ですが、今この南相馬で「地域のためにやれることをやりたい」という思いにつながっています。

今後の目標として、山下先生は日々の診療を通じて医療の重要性を感じるとともに、地域との関係を築いていきたいと語ります。相双地区全体で医師としてできることを模索し続けたいと決意を新たにしています。

福島県相馬地方では、1000年以上の歴史を持つお祭り「相馬野馬追」が開催されます。山下先生も協賛し、地域との繋がりを大切にされています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました