瑞浪市まとめ:瑞浪市で開催中の「染織の美」展をご紹介します。
現在、瑞浪市明世町山野内の市陶磁資料館では、伊藤恭子さん(78)の企画展「染織の美」が開催されています。会期は5月11日までです。この展覧会は、伊藤さんが1968年から昨年までに制作した約40点の作品を展示するもので、着物や帯、タペストリーなどが並びます。
伊藤さんは、瑞浪市無形文化財「浮織絣」保持者でもあり、この技法は模様部分を浮かして織る「浮織」と、あらかじめ染め分けた糸を用いる「絣織」を組み合わせたものです。波打つような模様の「よろけ織」も特徴的で、会場ではデザインの構想や織る順を示す図なども展示されています。
伊藤さんは山口県生まれですが、高校卒業後は郡上工芸研究所(郡上市)に入所し、人間国宝の着物作家、宗広力三さんに師事しました。69年に研究所を卒業後、瑞浪市に居を構え、東海伝統工芸展や日本伝統工芸展などで入選や受賞を重ねてきました。
現在も活躍中の伊藤さんは、公募展への出展を80歳まで続ける意欲を示し、「自由に好きなように、楽しんで機織りができたら」と今後を見据えています。会場は午前9時〜午後5時で入館料は一般200円、高校生以下は無料です。
瑞浪市の皆さん、この機会に伊藤さんの作品と技法を間近で見ることができる「染織の美」展を訪れてみてはいかがでしょうか。


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