中津川市まとめ:戦没者慰霊の軍人像を訪ねて
岐阜県中津川市出身の造形作家・浅野祥雲氏が建立した、92体ものコンクリート製軍人像。愛知県南知多町の中之院にあります。戦没者慰霊をテーマに研究する愛知県護国神社資料編さん室研究員の元杭和則さんは、「全国でも珍しいまとまった数」と語ります。
これらの軍人像は、1937年の上海上陸作戦で戦死した名古屋第3師団歩兵第6連隊の兵士たちを慰霊するために建立されました。遺族が遺族一時金を持ち寄って制作を依頼し、浅野祥雲氏が生前の写真を基に作り上げたものです。
大半はコンクリート製で、約50〜180センチの大きさ。戦局が悪化して金属が不足すると小さくなっていったというエピソードもあります。戦後、進駐軍に取り壊しを命じられたものの、僧侶の訴えにより守られました。
現在は中之院で引き取られており、石碑には「英霊ニ捧ル詩」が刻まれています。今年で戦後80年、「俺たちを忘れないでくれ」という軍人像を見ようと多くの人が訪れるということです。
岐阜県中津川市の皆さんも、機会があればこの古刹を訪ねてみてはいかがでしょうか。

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