「かけ流し」で提供される濃厚な源泉は、硫化水素と石油のようなアブラがミックスした温泉好きにはたまらない芳醇な香り。かなりキシキシとした感触で、湯上りは塩分のコーティング作用で、モチモチ肌を実感できました。
雄大な谷川岳の南面に形成された水上温泉は、高原の清々しさを感じられる温泉地。その温泉街の路地裏にたたずむ「天野屋旅館」は、昭和レトロで素朴な雰囲気が素敵なお宿です。現在は日帰り入浴と素泊まりが可能です。
男女別の内湯は、全面鮮やかなタイルが敷きつめられたノスタルジックな空間。男性用の浴室は、なんと80年以上前につくられたときの状態が、そのまま残されているのだそうです。泉質は、カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉。その源泉を加水・加温・循環せず、ドバドバと「かけ流し」で湯船へ注ぐため鮮度も抜群です。
群馬県が誇る天下の名湯・草津温泉。湯畑を中心とした温泉街には、たくさんの宿や入浴施設、飲食店が並び、宿泊でも日帰りでも楽しむことができます。そんな草津温泉には、地元住民の方が管理・利用する共同浴場が19か所あります。そのうち4か所が一般開放され、観光客でも入浴することができます。
一般開放されている共同浴場は、「白旗の湯」「千代の湯」「地蔵の湯」「煮川の湯」の4か所。それぞれ源泉が異なるため、五感で感じる個性もさまざまです。どの共同浴場もおすすめですが、今回は湯畑から徒歩5分ほどの「煮川の湯」をご紹介します。
こちらは草津温泉でも希少な「煮川源泉」を使用。40度台後半で自然湧出する源泉をそのままかけ流しているため、湯船の湯温はかなり熱めです。泉質は、酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉(硫化水素型)。


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