安芸高田市まとめ:春の訪れを告げるカタクリの花が咲く向原町
広島県安芸高田市で、春の訪れを教えてくれる貴重な花の自生地があります。向原町にあり、寒冷地を好むユリ科の植物であるカタクリが日本最南端の自生地として珍しいとされています。
2025年4月2日放送の広島ホームテレビ『ピタニュー』地球派宣言コーナーで取り上げられた向原かたくり祭りの実行委員事務局、熊高さんにカタクリの花の特徴を教えてもらいました。 「カタクリは4月初旬に咲き始め、太陽が出る10時〜15時の間が一番きれいに咲きます。次の日また太陽がのぼるときれいに咲いてくれます」と話しました。
実はカタクリは種から花が咲くまでに長い年月がかかるといわれています。 「カタクリは種が落ちてから8年間かけて花が咲くと聞いています。8年間ずっと成長してきた中でやっと咲いてくれるので、その管理もとても大変になります」と熊高さんは話しました。
現在、地元の人が集まって準備をしている向原かたくり祭りは、今月10日まで開催されています。カタクリは、かつては里山で簡単に見つけることができたそうですが、現在はその姿を見る場所は少なくなっているといいます。
その原因を熊高さんは、「一番は地球の温暖化、自然環境の変化だと思います。それと同時にシカの被害が多くて、そういった被害をいかに食い止めるかが問題になっています」と話しました。地元の人たちは、カタクリが咲くおよそ50アールの斜面に、シカ対策用の2メートルのフェンスを設置して、保護を行っています。
「向原かたくり祭り」は春の風物詩・春の妖精であるカタクリを地域で守っていくという視点でもとても大切な花だと思います。安芸高田市の皆さん、是非この機会にカタクリの美しさを体感しに足を運んでみてはいかがでしょうか。
広島県 安芸高田市 の向原町で開催されている「向原かたくり祭り」は4月10日までです。


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