函館市まとめ:北海道の最果てで咲く桜の物語
北海道 函館市 の住民の皆さん、こんにちは。今日は、函館市に近い大野村を含む北海道七飯町出身の浅利政俊さんの心温まる話をご紹介します。
本土最北端の稚内市よりもさらに北、北緯49度にあるポーランドの女子修道院で、30年以上前に函館市近郊で育った八重桜「紅豊」が薄紅色の花を咲かせました。実はこの桜、浅利政俊さん(94)が平和への願いを込めて品種改良したものです。
小学校教諭だった浅利さんは寒冷地でも育つようにと桜の品種改良を続けていました。そんな彼に1987年、依頼がありました。「コルベ神父が開いたポーランドの修道院に、あなたの桜を植えたい」というものでした。マキシミリアノ・コルベ神父はアウシュビッツ強制収容所で死刑宣告された人の身代わりになり、殉教した人です。
浅利さんは快諾し、ワルシャワ近郊のニエポカラノフ修道院に300本を超える苗木を送りました。さらに長崎県諫早市の「けがれなき聖母の騎士聖フランシスコ修道女会」から頼まれ、ポーランド南東部ストラホチナの聖マキシミリアノ修道院にも北海道の野生種を中心に40本を送りました。その中の1本が品種改良で作り出した紅豊だったのです。
浅利さんがこの依頼を受けた理由は、コルベ神父ゆかりの修道院に根付いた日本の桜の前で生まれた出会いについて写真とともに紹介します。


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