白石区で平和を考える:長崎原爆の日、追悼集会開催

札幌市白石区

札幌市白石区まとめ:北海道で原爆投下から80年を迎え、追悼集会が開催されました。北海道ノーモア・ヒバクシャ会館で行われたこの集会には約20人の参加者とスタッフが集まり、犠牲者に黙とうをささげました。

北海道被爆者連絡センターの代表理事である宮本須美子さんは、自身の長崎での被爆体験を語りました。宮本さん一家は名古屋市から札幌市厚別区に移住した後、祖父母宅で原爆投下を迎えました。防空壕に駆け込んでいたため、当時は何が起きたのか分かりませんでした。

情報が錯綜し、うわさが流れた中、一家は避難することを決め、焼け野原と化した爆心地を通り抜ける中で大量の放射線を浴びました。母親と姉が長年にわたって原爆症に苦しむ一方、自身に重い症状は出なかったという。

しかし、2017年に次女・朋美さんが悪性リンパ腫で他界した後、「私が被爆しなければ、娘は病気にならなかったのかもしれない」との思いが消えることはないと語りました。

この追悼集会を終え、札幌市立澄川西小学校4年の男児は「やっぱり戦争、原爆はものすごく怖い」と硬い表情で語りました。展示室を見学した後、「もっと勉強しようと思えた」との思いが芽生え、将来広島と長崎を訪ねてみたいという。

北海道ノーモア・ヒバクシャ会館には原爆の被害の実相を伝える資料展示館が併設されています。原爆投下直後の広島と長崎の市街地や、熱線に焼かれた被爆者たちの写真などが並びます。

北海道で原爆投下から80年を迎え、改めて戦争の悲惨さと平和の尊さを考える機会となりました。

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