札幌市白石区で北海道被爆者協会の65年の歴史に幕を閉じる
札幌市白石区在住のみなさん、こんにちは。長年、北海道被爆者協会が北海道内で被爆者の記憶を伝えてきましたが、2023年4月以降は「北海道被爆者連絡センター」として新たにスタートすることになりました。
この度、北海道被爆者協会が65年の歴史に幕を閉じることになった背景には高齢化が進み、道内で被爆者の平均年齢は85歳を超えています。全国の被爆者健康手帳を持つ人の平均年齢も同様です。
北海道被爆者協会が結成されたのは1960年。当時、北海道には多くの被爆者がいたと言われており、戦災者や仕事や親族の関係で移住してきた人たちもいました。市民からの寄付を募り、91年に原爆資料館「ノーモア・ヒバクシャ会館」を札幌市白石区に建てたことでも知られています。
今回、新体制に移行するにあたり、「ノーモア・ヒバクシャ会館」は北星学園大学に譲渡されるものの、実質的には「北海道被爆者連絡センター」が運営し、週3回程度の開館を続けます。さらに、2世の語り部派遣も始める予定です。
札幌市白石区で長年、被爆者の記憶を伝えてきたノーモア・ヒバクシャ会館は北海道と日本の平和のためにも大きな役割を果たしてきました。新体制がスタートする4月以降も、札幌市白石区在住のみなさんはぜひこの貴重な資料館に足を運んでいただきたいと思います。
解散と新体制への移行前には、被爆者らが鈴木直道知事を表敬訪問し、「核兵器が一発もない世界にしたい」と訴えました。札幌市白石区で育つ子どもたちや若い世代にもこの平和のメッセージを語り継いでいくことが大切です。
これからも、北海道と札幌市白石区は被爆者の記憶を守り、核兵器廃絶を目指して進んでいきます。


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