医療従事者の方にはぜひ読んでいただきたい部分が、第50話から第100話あたりで描かれている、竹田くんが医療事故を起こした後の展開です。病院から手術を禁止された竹田くんが「上長に階段から突き落とされた」「手術禁止は院長のパワハラだ」と訴え、刑事告訴をちらつかせるなど、病院側に反旗を翻すシーンがあります。
実際、神戸徳洲会病院の事例でも、同院の改善計画書の中に「手技に問題のある医師に対し、病院として診療にストップを掛けられなかった」ことが反省点として挙げられています。仮に手術手技に問題のある医師がいて、それでも本人が執刀を希望する場合、それを管理者はなかなか止めることはできないものなのでしょうか。
厚生労働省の調査結果では、特定機能病院でさえ「診療に介入する基準」を有しているのは24%にとどまっています。医療事故調査制度が施行されて今年でちょうど10年、医療機関のガバナンスのあり方について考えさせられました。
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