水戸市まとめ:茨城県 水戸市 で今日何があったのかを伝える。
茨城県 水戸市 の団体「オリーブ協会」は、人類史上初の原爆投下から80年を迎え、被爆者の高齢化で語り継ぐのが困難になる中、広島で被爆した茂木貞夫さん(91)の体験をつづった紙芝居の朗読と若い世代の読み手育成に取り組んでいる。
8日には高校生が県庁で朗読する予定で、代表の見沢淑恵さんは「茂木さんの言葉を届けたい」と願う。茨城大の紙芝居研究会が制作した「茂木貞夫物語」は、10年前から上演されており、現在は水戸市内の朗読団体とともに学校などで上演している。
見沢さんたちは、茂木さんと親交を深めてきており、紙芝居に収録しきれなかった茂木さんの思いと体験を知ることで、見沢さんは「朗読での感情の込め方が変わった」と話す。80年前の原爆投下について、見沢さんは「遠くの出来事に感じがち」だが、「次世代に語り継ぎたい」と意気込む。
若い読み手育成も行っており、近年は高校生や大学生が朗読する機会を設けている。8日には県立水戸二高の生徒たちが県庁で朗読する予定で、大塩愛友瑠さんは「平和や戦争について、皆で考える機会が増えていってほしい」と願いを込める。
茂木さんが恩師に託された被爆の記憶の継承は、新たな世代へとバトンが渡りつつある。


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