那珂市まとめ:茨城県出身の劇作家が手掛ける全編茨城弁の舞台「秘密」上演へ
茨城県那珂市出身の劇作家、石黒麻衣さんが主宰する「劇団普通」が、5月30日から6月8日まで東京都三鷹市芸術文化センターで全編茨城弁の舞台「秘密」を上演します。同作は石黒さん脚本・演出の作品で、民間劇場主催の「佐藤佐吉賞」で最優秀脚本賞などを受賞した話題作です。
コロナ禍をきっかけに生活が変化する家族と近隣の人々の暮らしを描く同作は、地方の小さな家庭を舞台に「埋もれそうな小さな声を聞く」というコンセプトで創られた作品です。若手劇団を支援する民間劇場が主催する「佐藤佐吉賞2022」で最優秀脚本賞、最優秀主演俳優賞、優秀作品賞を受賞した初演から3年後、新たな出演者も迎えての再上演です。
アフタートークも開催され、31日午後6時半の上演後には劇作家の岩松了氏と山内ケンジ氏をゲストに迎えます。石黒さんは「普段過ごしている日常がいかに頼りなく不確かで、はかないものの上に成り立っていたかを感じた」とコロナ禍について回顧し、「薄れつつある記憶と、確かにそこにあった市井の人々の生活を丁寧に思い返し記録する気持ちで、この作品と向き合いたい」と意気込みました。
同劇団は2013年設立以来、家族や友人の日常生活を題材にした「態度劇」を試みており、近年は全編茨城弁の作品を上演しています。公演の詳細やチケット購入は同劇団の公式サイトから可能です。
この機会に、那珂市出身の劇作家が手掛ける話題作「秘密」を観劇し、石黒さんの世界観を体験してみてはいかがでしょうか。


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