能美市まとめ:きのこ栽培に情熱を注ぐ佐の川園の挑戦
石川県能美市は、自然豊かで美しい風景が特徴の地域です。そんな能美市にある佐の川園は、きのこ栽培に情熱を注ぎ、安全安心な製品作りを目指しています。
佐の川園を訪ねた際には、発生舎と呼ばれるしいたけの栽培施設を見学することができます。薄暗い内部には同型の棚が並び、直方体の菌床ブロックが整然と置かれています。専務・マーケティング担当の山岸哲朗さんと代表の山岸賢生さんは、栽培方法を説明してくれました。
佐の川園は1991年に設立され、原木しいたけから菌床に切り替え、現在は主にしいたけとまいたけの菌床栽培を行っています。山岸さんによると、しいたけとまいたけでは栽培方法が異なります。しいたけは環境の変化にも適応できる一方で、まいたけはデリケートで複雑な工程を要します。
佐の川園では自家製の菌床を使用し、農薬や化学肥料は一切不使用です。品質管理が行き届いており、黄金比の配合で製造された菌床で栽培されたきのこは、安心・安全で香り高く軸も太いです。
一方で、人手不足は長年の課題であり、乾燥きのこ以外の加工品を開発したこともありましたが、労力を十分にかけることができず道半ばで終わってしまったという苦しい状況です。
しかし2022年に義務化されたしいたけの原産地表示は、佐の川園にとって追い風になり得ます。消費者意識が高まれば、自家製菌床を使用する佐の川園のきのこのアドバンテージも増すことになるでしょう。
山岸代表は、「父の代から、『うちは独自のものを作っている』という自負はありました」と語ります。佐の川園が訴求すべきはやはりその原点であると言えるでしょう。
佐の川園住所:石川県能美市佐野町ム97
電話番号:0761-57-0370
公式サイト:https://www.big-advance.site/c/147/1519

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