能美の技が結集!被災九谷、砕けたかけらを再生

能美市

能美市まとめ:「九谷焼のかけらが生まれ変わる!ハイアットセントリック金沢とカクルが復興支援アートプロジェクト」

石川県 能美市に拠点を置くアートプロジェクト会社「CACL(カクル)」は、能登半島地震で被害を受けた九谷焼工房の陶片を回収し、ホテルのロビーを彩るアートオブジェに生まれ変わらせました。金沢市広岡の「ハイアットセントリック金沢」と協力して制作したこのプロジェクトは、復興支援の一環として行われました。

能美市などの九谷焼工房では、地震で商品が破損し片付けもままならない状態にありました。カクルは15の工房から陶片を回収し、ホテル従業員有志と協力して工房の片付けを行いました。

完成したオブジェは、高さ50センチの土台に細かなパーツがはめ込まれています。近くで見ると、花鳥風月の柄や急須の持ち手などを発見することができます。台座は能美市に避難した輪島塗作家が手がけました。

このオブジェは、ホテル開業5周年と九谷五彩にちなむ数字「5」を形どり、8月1日には館内で披露されます。以降は3階ロビーに設置される予定です。

カクル代表の奥山純一さんは、「被災した職人が少しでも前を向くために、伝統工芸同士の融合など新しいチャレンジを続けたい」と話しています。ハイアットセントリック金沢の松本総支配人は、「海外を含めた多くの人に作品を見てもらい、地震のことを忘れられないためのシンボルにしたい」と抱負を語っています。

このプロジェクトは、被災地の復興支援と同時に、新しいチャレンジや伝統工芸の融合を目指す試みでもあります。

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