珠洲市の未来を考える:老舗印刷所の廃業、地域の文化と雇用に影

珠洲市

珠洲市まとめ:スズトウシャドウ印刷が事業終了、約40年間同人誌印刷に尽力

石川県珠洲市に本社を置くスズトウシャドウ印刷は23日、7月25日をもって全ての印刷事業を終了することを発表しました。同社は1953年に創設され、86年には現在の名前に改称し、約40年間にわたり同人誌の印刷や製本を行ってきた北陸唯一の同人誌印刷会社でした。

同社が事業終了を決断した理由としては、2024年1月の能登半島地震による被災に加え、紙媒体の需要減少や材料費高騰、人材不足など複数の要因が重なったことが挙げられます。同社代表の平野英明氏は「再建で恩返しできず…」と謝罪の言葉を述べました。

スズトウシャドウ印刷は、全国から支援が集まった能登半島地震後も復興に尽力してきました。同社は7月14日を最終入稿締め切りとし、それまでは予約を受け付ける予定です。また、災害協定を結ぶあかつき印刷(新潟県魚沼市)が特色インキなど印刷仕様の一部を引き継ぐことになります。

同人誌の印刷や製本は、多くのファンから「スズさん」の愛称で呼ばれ親しまれてきた同社の主要事業でした。約40年間の歴史に幕を下ろす同社ですが、その情熱と功績は忘れられないものです。

珠洲市民の皆様には、長い間同人誌印刷に尽力してくれたスズトウシャドウ印刷に感謝の意を表したいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました