気仙郡住田町で注目!「宙炭」がもたらす新しい農業の未来

気仙郡住田町

タイトル: 炭を起点に持続可能な社会を目指す株式会社TOWINGの挑戦

名古屋大学発のスタートアップ、株式会社TOWINGは「サステナブルな次世代農業を起点とする超循環社会を実現する」をミッションに掲げ、2020年2月に創業した。同社が注目しているのは「炭」だ。かつて炭焼きが盛んだった住田町に拠点を構え、岩手や東北で世界でも見本になるようなプロジェクトを展開し、地域の持続可能性の向上にも貢献することを目指している。

同社は、鶏ふん炭を原料とする宙炭を開発・販売し、岩手県全体の環境保全型農業の推進を目指す。地元の鶏ふんを活用したバイオマスの地産地消モデルと、宙炭として農地に施用することで得られる炭素貯留効果をカーボンクレジット化し、農業の脱炭素にも貢献する。

将来的には、宙炭を利用して生産した環境貢献作物の販路構築も見込んでいる。住田町長の神田 謙一氏は、「本町では、第7次農業基本計画を策定し、『畜産の振興と耕畜連携の構築』を掲げている」と述べ、関係団体との連携を強調した。

同社は2025年4月に試験稼働を開始したTOWING岩手プラントで生産した宙炭を販売し、農林水産省みどりの食料システム法基盤確立認定事業者にもなっている。2024年には農林水産省中小企業イノベーション創出推進基金事業(SBIR)に採択された。

同社の代表取締役CEO西田 宏平氏は、「炭を起点に持続可能な社会を目指す」と語り、将来は月面農業も実現する研究開発にも携わる。

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