陸前高田市まとめ:旧吉田家住宅主屋がよみがえり、復興の新たな一歩を刻む
東日本大震災から14年の時を経て、岩手県 陸前高田市 気仙町の県指定有形文化財「旧吉田家住宅主屋」が、津波で流された部材を一つ一つ回収し、気仙大工の技を結集して「大庄屋」として親しまれた姿を取り戻した。市の復旧・復興ハード整備事業は今回で完了し、23日の公開開始を前に関係者が古里の希望を託す。
かやぶきの大きな屋根に重厚なたたずまいが目を引く施設内では、板間の「だいどころ」から屋根を支える骨組みが見渡せる。被災したはりは黒っぽく、新たな材料との違いが鮮明で、津波被災建造物の再生は前例がなかった。
住民や専門家らが震災直後から試行錯誤しながら脱塩や洗浄などを重ね、復旧は今年3月に完了した。たゆみなく続けられた被災文化財再生の歩みの中で、大きな節目となる。
この出来事は、陸前高田市と岩手県の復興の新たな一歩を刻むものであり、住民向けには希望の光が差し込む。


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