善通寺市まとめ:「DO(ドゥ)・CHANGE(チェンジ)」がアフリカの環境汚染と貧困問題に挑戦
香川県 善通寺市 に本社を置く「DO(ドゥ)・CHANGE(チェンジ)」の岸本明弘社長は、清水建設の社内起業制度に応募し、昨年から事業を始めました。同社は、産業廃棄物の配線から銅をリサイクルする特殊な手法「天ぷら」「カニしゃぶ」でアフリカの環境汚染や貧困問題に取り組んでいます。
岸本社長は、大学時代に阪神・淡路大震災を経験し、復興に励む人たちを見て「街づくりをしたい」と清水建設に入社しました。コロナ禍で過ごす中で社会課題の解決に挑戦する起業を考えるようになりました。
同社が注目したのは、香川県の企業と香川高専の共同特許技術です。被覆銅線を廃油の中に入れて熱し、炭化して黒い粉になる仕組みで、過程は「天ぷら」に似ています。耐熱性の高いものは熱してやわらかくし、「カニしゃぶ」のように中の銅線を抜き取ることができます。
岸本社長はアフリカで事業展開することで貧困層の就労支援と環境汚染を止める可能性があると考えています。2022年5月に清水建設の社内起業制度に応募し、23年7月に採用されました。同年末にはガーナの首都・アクラにあるスラム街を訪れ、野焼きによる環境汚染を目の当たりにしました。
決意を新たに24年3月に起業し、9月にはケニアでも同じ光景を目撃しました。12月には再びガーナを訪れ、取り出した銅が売れるか調査し、可能性が広がりました。世界から銅を取り出すための野焼きをなくすことが目標です。
岸本社長は「やれば、変わる」という思いと、現地の人の「ありがとう」の言葉が原動力だと語っています。善通寺市に住む人たちも、同社の挑戦に注目し、応援することで世界の環境問題解決に貢献できるかもしれません。


コメント