鹿屋市まとめ:桂竹丸さん創作落語「特攻セズ」上演へ
鹿児島県 鹿屋市 出身の落語家、桂竹丸さんがこの夏、戦時中の特攻作戦に異議を唱えた飛行部隊の指揮官を主人公にした創作落語「特攻セズ」を県内各地で上演します。旧海軍の航空隊「芙蓉部隊」を率いた美濃部正少佐の物語で、命を無駄にしてはならないと考えた部隊長の姿を通して戦争の愚かさや平和の尊さを訴えかけます。
桂竹丸さんは5月19日と20日に鹿屋市の中学校で特攻セズを披露し、若い人たちに美濃部のことを知ってほしいという思いから上演を決意したそうです。公演では軍用機の美しさにひかれてパイロットを志願し、激しい戦争に巻き込まれていく様子が語られます。
特攻セズは約20年前、知覧の特攻基地を舞台にした「ホタルの母」を上演して以来、桂竹丸さんが落語を通して戦争を語り継ぐ活動をライフワークとしてきた第2弾です。2017年に芙蓉部隊を題材にした創作落語「飛ばなかった特攻隊」を曽於市で披露し、今回は戦後80年を機にリニューアルしてより美濃部にスポットを当てた内容に再構成しました。
桂竹丸さんは「今の時代、普通に暮らせることがどれだけありがたいことか。ひとつの平和のメッセージとして受けとめてくれたらありがたい」と語っています。公演は鹿児島市、鹿屋市、曽於市で行われます。
日時や会場などの詳細は以下の通りです。
– 28日午後2時、鹿児島市・川商ホール(099・226・3465)
– 8月17日午後3時半、鹿屋市・リナシティかのや(0994・44・5115)
– 8月24日午後3時半、曽於市・大隅文化会館(まちづくり曽於0986・76・7100)
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