馬毛島の米空母艦載機離着陸訓練移転と自衛隊の巨大な訓練・兵たん拠点化に伴う問題が深刻化している。高額給与を目当てに漁師が海上タクシー業に流出、地元のスーパーから地元の魚が消えたという声も上がる。ハローワーク熊毛には特設求人コーナーがあり、月額30万~60万円で介護や観光など他業種より高収入の求人が並ぶ。
一方、介護施設では職員が基地の仕事に転職し、人手不足が深刻化。和田香穂里さんは「職員の負担が増えている。夜勤は月4~5回から7回ぐらいに増え、事務員も応援に入っているが、それでもギリギリで合唱や運動会などレクリエーションを行えない」と訴える。
馬毛島には岩国基地所属の米空母艦載機の離着陸訓練(FCLP)が移転され、年間を通じて陸・海・空自衛隊の部隊が訓練を行う。防衛省は工期を3年延長し、完成時期は30年3月末だとしている。
住民には有事になれば種子島も攻撃されるのではないかと不安が強まっており、基地建設差し止め裁判の原告である上妻忠昭さんは「神戸には軍港や戦闘機をつくる軍需工場があった。戦争になれば基地だけでなく民間人も狙われる。今からでも基地建設はやめるべきだ」と訴える。
種子島での生活は「食べ物がなく悲惨」で、上妻さん自身も田植えを手伝いましたが食料は足りませんでした。小学校時代の集合写真には、はだしの子が多い。


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