薩摩郡さつま町まとめ:北薩3消防本部指令センターの本格運用始まる
鹿児島県薩摩川内市とさつま町、阿久根地区消防組合は4月から「北薩3消防本部指令センター」の本格運用を始める。同センターは、4市町(薩摩川内市・さつま町・阿久根市・長島町)からの119番通報を受ける拠点で、仮運用中の3月中旬に密着取材した。
同センターでは、救急車や車両の状況、気象情報が映る大型モニターをはじめ、各席には4台ずつモニターが並び、住宅地図や通報内容を書き込めるシステムを導入している。センター前方には、救急救命士の資格を持つ2人のスタッフが待機し、緊張感の中で生命を守る最善の判断を迫られていた。
同日は24時間で通報が34件あり、救急隊員は連続して出動することもあり、体力面でも大変な一日となった。薩摩川内市消防局では「現場が見えないからこそ、経験が生きる。どの市町からの通報でもしっかり対応できるよう、協力していきたい」と話している。
同センターは、「映像通報システム」を導入しており、通報者が現場で撮影する動画をリアルタイムで受け取れる仕組みになっている。センターは状況を把握しやすくなる上に、現場に向かう隊員に映像を転送することも可能だ。
同町民は適正な利用に努めることが大切だと感じる一方、同センターと救急隊員の協力体制が、生命を守るために不可欠であることを認識した。


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