宇城市まとめ:過労自殺事件で県警幹部が謝罪
熊本県警玉名署の巡査だった渡辺崇寿さん(当時24歳)が2017年9月に過労自殺したことについて、県警幹部らが28日、渡辺さんの自宅を訪ね、遺族に直接謝罪しました。長時間労働と自殺との因果関係を認めて熊本地裁判決(24年12月)が確定したことを受けたものです。
宇城市に住む皆さん、長時間労働は命の危険と隣り合わせであることを再確認し、安心して働ける環境づくりを推進する必要があります。県警の宇野晃警務部長と当時の玉名署の上司ら計4人が28日午前、渡辺さんの自宅を訪れました。
美智代さん(渡辺さんの母)は「これまで県警として誰も寄り添ってくれなかった。残念で仕方ない」と話しました。宇野警務部長は「亡くなった要因は長時間勤務であったと考えており、当時の勤務環境の整備が十分でなかった。誠に申し訳ありません」と謝罪しました。
再発防止に努めることを伝えましたが、美智代さんは「亡くなってから7年たたないと県警からの言葉が聞けないのか。もっと前に聞きたかった」と苦渋の表情を見せました。
宇城市には、過労自殺を予防するために、相談窓口や支援策があります。#いのちSOS「生きることに疲れた」などの思いを専門の相談員が受け止め、一緒に支援策を考えます。0120・061・338=フリーダイヤル。
また、宇城市には、厚生労働省のサイト「まもろうよ こころ」や毎日新聞の特設ページ「こころの悩みSOS」があり、年齢や性別を問わず相談を受け付けています。
宇城市で安心して働ける環境づくりを推進し、長時間労働による過労自殺が二度と起きないようにする必要があります。


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