亀岡市の酒米生産者が危機感を募らせる

亀岡市

亀岡市まとめ:酒米不足で日本酒の高騰懸念、亀岡市の農家は飯米に作付けを変える動きも

京都府亀岡市では、コメが不足した「令和の米騒動」を受けて、日本酒造りにも影響が出ています。酒米から飯米の作付けに切り替える農家が増え、酒米不足による高騰が懸念されています。

亀岡市河原林町で15年前から酒米を作ってきた関成和さん(78)は今年、酒米の作付けを見送りました。代わりに飯米用「にこまる」やコシヒカリの苗を植えました。「普通のコメの値段が上がって、酒米を作る利点がなくなった」と話しています。

京都農業協同組合(JA京都)が5月に出した今年産のコメ買い取り最低保証単価は、コシヒカリ30キロあたり1等で1万880円と昨年より34%高くなっています。価格が上がった飯米への作付けの切り替えが進み、府農産課は「今年の酒米の減産は確実」とみています。

亀岡市の農家もこの動きに追随しています。例えば、長老酒造(京丹波町)の寺井渉社長は「このままでは希望する酒米の量が確保できない」と不安を語っています。秋からの仕込みを前に最大1トンの酒米不足を予測しています。

府酒造組合連合会は、酒米を作る農家への補助と酒造会社への支援を求めて府知事に要望書を5月に提出しました。同組合は府内40の酒造会社が加盟しており、「酒米の銘柄によっては、今年の作付け面積が要望する半分ほどしかない。また、価格も5割以上上がっている銘柄もある」と危機感を募らしています。

全国でも状況は同じで、当面は酒米価格が高止まる見通しです。長老酒造の寺井社長は「高騰が長引けば、価格転嫁も考えないといけない」と苦慮しています。

亀岡市の住民向けにアドバイスを加えると、現在の日本酒の高騰は当面続く見通しです。酒米不足による高騰が懸念されるため、酒造会社や農家は支援を求めています。

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