京都市上京区まとめ:清涼殿一般公開と伝統技法「御所透かし」作業を体験
本日、京都府京都市上京区の京都御所で、清涼殿が一般公開されました。清涼殿は天皇が生活していた場所であり、平安時代から続く宮中の伝統行事である「更衣(ころもがえ)」の作業も報道陣に公開されました。
更衣とは、冬物の調度品を夏物に替える作業で、現代の衣替えのルーツとされています。旧暦の4月1日と10月1日に実施されていたが、今では5月と11月に作業するようになりました。伝統文化を広く知ってもらおうと、昨秋から公開しています。
今回は職員5人が作業にあたり、清涼殿のなかにある天皇の休憩所「御帳台(みちょうだい)」を囲む「とばり」や間仕切りの「几帳(きちょう)」を1時間ほどかけて取り替えました。冬用には朽ち木の文様があるが、夏用には鶴やアシがあしらわれています。
また、13日には京都御所の庭園で「御所透かし」と呼ばれる作業も初めて公開されました。「御所透かし」はマツの枝先に伸びた若芽を3センチ程度に手で摘み取り、形を整える伝統技法です。マツの枝に日差しが届き、風が通りやすくするほか、庭園の景観を保つことが目的です。
宮内庁京都事務所林園課の亀井郁典さんは「手入れの跡を残さず、庭と建物が調和するように仕上げた。枝を切りすぎずに存在感を残すことが重要」と話しています。
一般公開は午前9時~午後4時20分で無料です。問い合わせは宮内庁京都事務所(075・211・1211)までお願いします。
この機会に、京都市上京区の歴史と文化を体験してみてはいかがでしょうか。


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