長岡京市まとめ:昭和大礼の建物の一部を乙訓寺客殿に転用した経緯を解説する講演会が開催されました。文化財保護と活用を進める目的で、同市文化財保存活用推進会議事務局が主催し、京都府長岡京市の乙訓寺で行われました。
講演会では、京都市文化財保護課の文化財保護技師である原戸喜代里さんが「昭和大礼の建物の下賜と乙訓寺客殿」という演題で話しました。原戸さんは当時の写真を示しながら、にぎわいや儀式のために京都御所内に造営された施設を紹介し、大礼が終わると施設は解体されて部材は下賜されたと説明しました。
乙訓寺には車馬部詰所30坪と大嘗宮板垣3間が下賜され、客殿として改造した痕跡が残っています。くぎの跡が残る天井板や板の風合い、柱の太さなどから当時の痕跡が残されており、寺は「下賜された建物に敬意を払い転用された。当時の建物と人々の思いが伝わる重要な遺構だ」と話しました。
長岡京市で暮らす私たちは、このような文化財保護と活用の取り組みを通じて、地域の歴史や文化をより深く理解することができます。


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