「南海トラフ地震対策強化!日向灘の海底に高精度な津波観測網構築」

串間市

串間市まとめ:南海トラフ地震に備える新たな観測網「N-net」が完成し、14日に串間市で記念式典が開催されました。約6年の歳月をかけて完成したこの観測網は、南海トラフ地震の想定震源域における「空白域」を解消し、私たちの防災体制に大きな前進をもたらします。

串間市と宮崎県は、南海トラフ地震の被害想定で死者数が全国で最大約30万人に及ぶとされています。津波からの早期避難によって、この数を大きく減らせる可能性があります。災害時にどのような情報が発表され、それがどのような意味を持つのかを理解しておくことは、私たち一人ひとりの命を守るために非常に重要です。

「N-net」は高知県沖から日向灘の海底に整備された観測網で、地震計などを備えた2本の海底ケーブルを設置し、沖合で発生する地震や津波をいち早く検知するシステムです。陸上局内のサーバールームには約100台の機器が設置され、室温は23度程度に保たれています。

「N-net」がもたらす効果を最大限に活かすためには、私たち一人ひとりの防災意識を高めることが重要です。南海トラフ地震が起こったときに発表される一発勝負の情報をしっかり理解していただく必要があります。

宮崎公立大学の山下裕亮准教授は「N-net」がもたらす効果について、「実際に観測されたという情報が入ってくるので情報がよりアップデートされる。そうすると沿岸にやってくる津波がどれくらいの高さになるかということもある程度正確に予想ができる」と説明します。

「N-net」が最大限活用されるタイミングは南海トラフ地震が起こったときです。そのときに発表される一発勝負の情報をしっかり理解していただく必要があります。

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