伊那市の防災対策に学ぶ!イタリア式避難所運営の秘訣とは?

伊那市

伊那市まとめ:イタリア式避難所運営演習を実証、被災者に快適な環境を提供

長野県 伊那市で日本初となるイタリア式の避難所運営演習が行われました。近年の地震や水害での災害時には、避難所の環境整備が重要視されています。イタリアでは国が費用を負担し、避難所に必要な資機材一式がまとまって備蓄されていることが特長です。

日本はどうかと言えば、例えば能登半島地震では被災自治体の要請を待たずに国や企業が物資を送る「プッシュ型支援」が行われたものの、企業や自治体がそれぞれの物資をバラバラに送るため必要なものがそろうのに時間がかかりました。段ボールベッドが届いてもマットレスや枕、掛け布団がなければ健康を維持するための就寝環境が整わないのです。

石川県珠洲市の支援に動いたシェルターワン代表の児島功さんは「3カ月たってもTKBの環境はそろわなかった」と振り返ります。避難所・避難生活学会常任理事の水谷嘉浩さんは「TKBのどれか一つでも欠けたら、被災者に不便な生活を強いることになる。必要な資機材・物資をユニット化して一度に届けることが重要だ」と力を込めます。

今回の演習では、イタリア式避難所運営のポイントの一つである「資機材一式がまとまって各地に備蓄されている」点を体現しました。ドームハウス室内にはエアコンもあり、短時間で十分な避難所環境を整えることができました。

このイタリア式の避難所運営は全国に広めたいと、シェルターワン代表の児島さんは先を見据えています。長野県や諏訪市の災害支援関係者ら220人が集まり、避難所運営や在宅避難者の支援を想定した訓練も行われました。

日本は今回の演習を通してイタリア式避難所運営の必要性を実感し、今後も実証実験を重ねてノウハウをためることになります。被災者に快適な環境を提供することができる日が近づいてきました。

長野県 伊那市で行われたイタリア式避難所運営演習は、被災者にとって安全で快適な避難生活を送るための重要な一歩です。

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