特攻隊の真実を語る伊那市の96歳の目撃者

伊那市

伊那市まとめ:戦後80年の夏、長野県伊那市に残る戦争の記憶を振り返ります。

伊那市にはかつて陸軍の伊那飛行場がありました。1944年2月に完成したこの飛行場は、「熊谷陸軍飛行学校」の「伊那分教所」として使用され、赤い複葉飛行機通称「赤とんぼ」が連日訓練で飛び回っていました。

当時、建設に携わった春日博人さん(97歳)に話を聞きました。春日さんは旧制中学に通っていた15歳のころ、勤労奉仕で飛行場の建設にあたりました。「早く飛行場を造りたいなという気持ち。早く造って戦争に協力しなきゃいけない」と当時を振り返ります。

伊那飛行場は周囲を3000メートル級の山に囲まれた秘匿性が高いため、軍の目に留まり建設されました。約150ヘクタールの敷地に長さ2000メートルの滑走路があり、当時は約200人の見習士官や少年航空兵がおり、中には特攻隊として戦地へと向かった少年兵もいました。

春日さんは「神風特攻隊にもここから行っているんですね。年齢は(自分と)同じくらいですからね。本当に身につまされた」と当時を語ります。

伊那市の住民の皆様には、戦争の記憶を後世に伝える重要性を改めて考えてみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました