壱岐市まとめ:インバウンド観光客向け実証実験を開始
長崎県壱岐市とコモン・クリエーション株式会社は、2025年8月1日より、位置情報の取得が可能なSIMカードを活用し、位置情報に基づいた地域の観光情報をLINEで配信する観光体験ソリューションの実証実験を開始します。
この実証実験は、壱岐交通株式会社と共同で行われ、長崎県壱岐市内5地域(郷ノ浦、芦辺、勝本、石田、湯ノ本)で毎月数十人のインバウンド観光客を想定しています。参加者は、位置情報に基づいてLINEでリアルタイム配信される観光情報を受け取ることができます。
実証実験の背景には、近年増加するインバウンド観光客に対し、多言語での情報提供が求められている一方で、「プッシュ型」情報配信が不足している現状があります。コモン・クリエーション株式会社は、この課題を解決すべく、IoT機器に位置情報を追跡可能なSIMカードを搭載し、位置情報に基づいた観光情報をLINEで配信する「プッシュ型」情報配信の有効性を検証します。
実証実験では、NTTドコモビジネス株式会社が提供するSIMアプレット搭載可能なSIMカード「IoT Connect Mobile(R)Type S」を活用し、位置情報を取得します。精度は数百m~2.5km半径程度で、GPSに依存しないため地下やトンネルなどでも安定して位置情報を取得できます。
今後の展望として、ユーザーからのフィードバックを基に情報配信ロジックの最適化や配信情報の改善を行い、インバウンド観光客への「プッシュ型」情報配信による観光課題の解決に向けて取り組みます。また、SIMカードにより取得される位置情報を分析し、情報配信以外のユースケースへの展開も検討します。
コモン・クリエーション株式会社は、この先進的な取り組みを通じて、インバウンド観光の課題解決に貢献することを目指しています。


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