橿原の未来を拓く!高校生が挑む石器作りの難問

橿原市

橿原市まとめ:石器作りを通じて古代人の技術に迫る企画展開催中!

奈良県橿原市川西町の「歴史に憩う橿原市博物館」で、高校生が1年近くかけて挑戦した石器作りの姿を追った企画展が開催されています。同館は、地元の県立橿原高校考古学研究部と連携し、考古学の魅力を伝える企画展を毎年開催しており、今回は「肉が切れるような石器を作りたい」という部員の声から石器をテーマにした展示となっています。

展示では、生徒たちが作った約60点の石器と失敗作が並びます。材料となったサヌカイトは、大阪と奈良の府県境に位置する二上山が西日本有数の産地で、1300万年前の火山活動で形成されたものです。

石器作りは、二上山麓にある奈良県香芝市二上山博物館の協力を得ながら昨年4月末からスタート。生徒たちは、石を適度な大きさに割って刃の部分をとがらせて仕上げるという工程でしたが、まず石を割ることができなかったそうです。

「力いっぱい石をたたいたがゴツッ、ゴツッという鈍い音がするだけでほとんど割れず、小さい破片が飛び散るばかりだった」と2年の中島睦貴さん(16)は当時を振り返ります。二上山博物館の担当者から石をたたくコツを教わり、部員たちがうまく割れるようになったのは昨年11月ごろでした。

企画展会場では、石器作りの際に録音した石をたたく音も再生されています。部長の麻生彩斗さん(17)は「ふだんは静かな博物館で、あえて石の音を流すことにした。音の違いに耳を傾けてもらって、石器を作っている気分になってほしい」と話します。

この企画展は6月22日まで開催されています。橿原市や奈良県に住む方々は、この機会に古代人の技術と文化に触れてみてはいかがでしょうか?

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