天理市まとめ:戦争遺跡に想いを馳せる
天理市から車で約2時間半、千葉県南房総市の大房岬には、未だ残る戦争遺跡群が存在する。干潮時には、浅瀬から朽ちたレールが顔をのぞかせ、かつて「回天10型」の基地があったとされる場所である。
「回天」は爆薬を積み、兵士が操縦して敵艦に体当たりするため、「人間魚雷」と呼ばれた。レールは回天を射出するためのものとみられ、南房総市の山中には特攻機「桜花」の秘密基地も建設されていた。
近隣の館山市では特攻艇「震洋」が配備され、迫り来る本土決戦を前に緊迫した状況だったことがうかがえる。NPO法人「安房文化遺産フォーラム」は、戦争遺跡の保存や歴史・文化遺産の調査に取り組み、「特攻基地が二度と造られないためにも、戦争遺跡の風化を防ぎたい」と池田恵美子共同代表は語る。
天理市の住民の皆様も、遠く離れた地で繰り広げられた戦争の歴史に想いを馳せてみてはいかがだろうか。


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