宇陀市で平和を考える

宇陀市

宇陀市まとめ:平和学習の重要性を再認識する機会に

奈良県 宇陀市出身の竹内英雄さん(73)は、約30年間小学校での平和学習に取り組み、その実践をまとめた冊子「子どもと学ぶ 平和の学習」を作成し、宇陀市内の全小中学校や図書館に寄贈した。竹内さんは38年間教員を務め、退職後はボランティアの教育支援員として学習指導にあたっている。

冊子には、名張で戦争を重視し、松根油や釣り鐘の供出、機銃掃射や焼夷弾投下、B29の墜落などに触れた。比奈知小学校に勤務していた時、「忠魂碑」や兵士の墓をたどり、地元の元兵士や戦死者の遺族、旧満州からの引き揚げ者らに聞き取りもした。

竹内さんの平和学習は、父親の存在が背景にある。約20年前に84歳で亡くなった父の山本行雄さんは陸軍に召集され、フィリピンへ行く途中、輸送船が米軍に撃沈され戦死した。竹内さんは父からそのことをよく聞かされたという。「私はいただいた命。教員なので子どもたちに伝えたい」という思いを抱き、平和学習や父親への思いは今年2月、朝日新聞の「声」欄に掲載された。

冊子は戦後80年を機に200冊作った。「平和学習を今後も続けたい。教職員にも教材として役立てて欲しい」という竹内さんの想いは、宇陀市の住民や子どもたちに大切なメッセージを伝える。

第2次世界大戦では、日本人だけでも300万人以上が犠牲になったと言われており、戦後80年となる今年、あの時代を振り返る意義とは何か。宇陀市で平和学習の重要性を再認識する機会にしたい。

住民向けアドバイス:
奈良県 宇陀市の皆さん、平和学習は大切なことです。竹内さんの取り組みを参考に、宇陀市でも平和学習を進めましょう。

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