総社市の平和を考える:戦後80年、記憶物語る記念碑継承に課題

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総社市まとめ:八重御野立所趾碑と地域の歴史継承

岡山県浅口市では、戦後80年を迎える中で、戦没者遺族らの高齢化に伴い、戦争関係の記念碑の維持管理や継承が課題となっています。そんな中、昭和5年に行われた陸軍特別大演習の記念碑「八重御野立所趾碑」の継承に地元住民らが取り組んでいます。

八重御野立所趾碑は、高さ約3.6メートル、幅約1.5メートルの立派な石碑で、浅口市八重地区の山頂に建っています。昭和天皇が行幸啓し統監された特別大演習を記念して建立されました。建設費は当時のお金で1700円だったと言います。

この記念碑は、戦争関係の記念碑として重要な存在ですが、若い世代では知らない人も多く、その存在が忘れ去られつつあります。地元住民らは、この記念碑を次世代に伝えようと活動しています。

八重地区の区長を務める山本良通さんは、「戦争は許されないが、地域の栄誉として受け止められた行幸を伝えていきたい」と話します。前川満重さんも「記念碑が3世代で戦争のことを話すきっかけの場所となるのが私の願いだ」と語ります。

南海トラフ地震発生への懸念から防災意識が高まる中、山本さんは八重山を災害時の避難場所とするほか、校外学習・課外授業で地域の歴史を学んだり、散歩したりできる多目的広場として整備したいと考えていると言います。

また、岡山県偕行会は管理者不明の忠魂碑が増加している現状を憂い、平成27年から会員が手分けして県内27市町村で調査を始めました。戦没者慰霊碑や忠魂碑など計488基を確認し、データベース化して同会のホームページに掲載する全国でも例を見ない取り組みを進めています。

このように、八重御野立所趾碑と地域の歴史継承は、戦争の記憶を伝える重要な活動です。私たちは、このような活動を通じて、戦争の悲惨さを忘れず、平和を守り続けることが大切です。

総社市でも、防災意識や地域の歴史継承について考える機会が必要です。八重御野立所趾碑と忠魂碑は、私たちに戦争の記憶を伝え、平和を守ることの大切さを教えてくれています。

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