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池田市

小品「天鼓」は、経政が往時を懐かしんで琵琶の音に興じる様子を表したクセの部分が特に面白く、全編がテンポよく進み初心者も気軽に楽しむことができるでしょう。流儀によっては小書きをつけて風雅な雰囲気を高めて演じられることもあります。

「天鼓」は中国・後漢の時代の物語で、不思議な生い立ちで授かった子ども「天鼓」が主人公です。天鼓は、母親が見た夢に現れた鼓とともに育ち、その鼓の音色は素晴らしく人々を感動させました。しかし、皇帝の勅令に応じず捕らえられ、呂水に沈められてしまいます。

物語の後半では、天鼓の父・王伯が鼓を打つと、世のものとは思われない音色が鳴り響きます。感動した皇帝は、王伯に褒美を与えて帰し、天鼓の冥福を祈るため管弦講をおこなうことにしました。

みどころとしては、前半では王伯の悲運の別れに対する情愛と嘆きが中心に描かれており、後半では天鼓という神秘的な存在の芸術に遊ぶ自由闊達な精神が中心に描かれています。対比の妙があり、非常に魅惑的な芸術性の高い物語に仕上がっています。

「天鼓」とは七夕の牽牛の別称でもあり、出生の不思議さを思えば天鼓は天上人の化身なのかも知れません。

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