大阪市天王寺区まとめ:懐かしの同窓会、今年いっぱいで解散へ
大阪府立天王寺高校定時制の同窓会が、今年いっぱいで解散することが決まりました。2008年に幕を下ろした同校定時制は、1951年の設立以来、多くの生徒たちに学びの場を提供してきました。
15日には「最後の総会」が大阪市で開催され、約40人の元生徒らが集まり、懐かしい高校生活を振り返りました。高度経済成長期には、地方から集団就職で上京した若者たちが夜間学校に通い、勉強と仕事の両立に励みました。
同窓会によると、当時は「サボる気は全然起きなかった」という元生徒も多く、毎日会社が終わったら飛んで行って学んだという人もいました。古村成正さん(83)は7期生で、戦争を体験し、空襲を避け朝鮮半島に渡り、終戦後小さな漁船で帰国したことを覚えています。
定時制高校は、障害のある生徒も通っていた学校です。古村さんは新聞部の部長や生徒議会の議長を務め、休日には他校の定時制生徒との集まりも主催し、「勉強する間もないくらい忙しかった」と笑います。
「学校生活で得たものは、全部。授業も課外活動も、全部、身にならなかったものはなかったね」と古村さんは語ります。大阪市天王寺区に住む人たちも、同窓会の解散を知ることで、過去の学びの場がどのように生徒たちの生活に影響を与えていたかを改めて考える機会になるでしょう。
大阪府立天王寺高校定時制は今年いっぱいで解散しますが、その歴史と功績は決して忘れられることはないでしょう。


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