泉南市まとめ:NTTやバイオームなど6社がリモートセンシング技術で生物多様性を推定する実証実験を開始
大阪府 泉南市 の「ドコモ泉南堀河の森」で、NTTやバイオームなど6社がリモートセンシング技術による生物多様性推定の実証実験を始めました。衛星画像データと850万件以上のリアルタイム生物データベース「BiomeDB」を組み合わせて、広域かつ継続的な植生や生物の関連データを収集、分析する手段を確立します。
世界経済の総付加価値額の約半分が森林や土壌などの自然資本に依存しており、自然資本を支える生物多様性はかつてないスピードで劣化しています。日本でも「ネイチャーポジティブ経済移行戦略」が策定され、企業や行政、市民などによるネイチャーポジティブの実現に向けた取り組みが進められています。
今回の実証実験では、「ドコモ泉南堀河の森」とアサヒグループジャパンの社有林「アサヒの森」でフィールド実証を実施します。ドコモ泉南堀河の森では、生物多様性の可視化や経年モニタリングの新しい手法を探求し、基地局周辺のモニタリングでの活用可能性も検証します。
この取り組みは、自治体や企業の支援にもつながります。具体的には、自治体の「ランドスケープ戦略」策定や企業のネイチャーポジティブ経営移行支援、統合報告書作成時のデータ収集支援などが挙げられます。
NTTドコモ・ベンチャーズは同社が運用するファンドを通じて、バイオームに出資しています。バイオームとNTTグループとの連携を深め、ネイチャーポジティブに役立つようなビジネスの検討や研究での連携などを進める予定です。
この実証実験は、将来的には泉南市や大阪府全域で展開される可能性があります。生物多様性の推定と保全の取り組みが地域社会に貢献することを期待しています。


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