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秩父市

秩父市まとめ:第75回全国植樹祭と西川材の魅力

埼玉県秩父市で25日、第75回全国植樹祭が開催されます。66年ぶりの県内開催を前に、森林保全や育成に取り組む人々を紹介します。

今回は、西川材の魅力に迫ります。西川材とは、埼玉県南西部の入間川、高麗川、越辺川流域で育ったスギやヒノキなどの木材です。江戸時代から将軍が暮らす大都市を支える建材として重用されました。

飯能市の山一木材代表、黒田豊昭さんは4代にわたって西川材に携わります。彼は伝統的な「択伐」にこだわり、十分に成長した木材を選んで切る方法を取っています。「択伐の方が経費はかかるけれど、悪い木を切っても今は売れない。皆伐すると、その後に植え付けもできなくなる。自分だけの利益を考えてはいけない」と戒めます。

西川材の産地は飯能市のほか日高市、毛呂山町、越生町の里山や中山間地です。質が高く評価されているのは、枝打ちや間伐などで手入れが行き届き、木の競争を促すように育ててきたからです。

埼玉県は森林面積の約3割を占めます。民有林のうち53%が植林された人工林ですが、実際に伐採される森林は少なく、再び造林される面積も限られています。林業従事者は減少傾向にありますが、県は施策を通じて林業振興を目指しています。

西川材の魅力と埼玉県の森林保全の取り組みを知ることで、私たちは自然環境や木材の重要性を再認識することができます。

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